34日目、史上最悪の厄日
ハンガリー5日目、9時起床。
目覚め最悪、人生史上最悪。
まぁ昨夜色々あったんですよ。
今日は、11:15発のブラチスラバ行きのバスを予約してあった。
でも行く気になれず、ミュンヘン行きの列車に乗ろうかずっと迷ってた。
でもまぁ、せっかく買ったわけだしホテルも予約してあるから行くかと思って出発。
メトロの切符の買い方分からず時間ロス。
やっとチケット買って入ったホームが目的地とは反対方向。
ハンガリーも最後だし通貨使い切ろうとして1.5の水買ったと思ったら炭酸水だった。
ゴミ箱へブチ込む。
メトロを乗り継ぎバスターミナルへ。
探したけどない…なんで?
おかしいなーと思い、聞いて見るとここじゃなくてあっち、とのこと。
一旦メトロ駅に戻り、違う出口から出て見たら発見。
格安バス会社なので、バスターミナルから離れたところにポツンと止まっている。
乗り込む人の列ができていたので、1番後ろに並ぶ。
いざ自分の番、予約ページのスクショを係員に見せる。
順調にチェックが終わり、係員さんが座席表を確認してみるとすでに私の席にバツ印がついてる?
え?おかしくない?と思って二人でよくよくチケットを見てみると…
これ、明日のチケットよ!!
はい、オワタ。
最悪の気分のまま宿をチェックアウトして、メトロ乗り継いで、バス停迷って、ようやく列並んで待ってたらこれよ。
メンタル全逝き。
これもうブラチスラバ行くなってことだよね、うん、そうだよね、と自分に言い聞かせメトロで来た道を戻る。
そうだ、ドイツ、行こう。
メトロを降りたら、前に一回行ったことのある駅へ。
クソ広い、チケット売り場わかんない。
さまよう、見つからない。
30分以上探した。
駅まで私をバカにしてんだな〜〜と隅々まで探してようやく発見。
今日ミュンヘンに行きたいですって窓口で伝えて、20:40発の寝台列車を購入。
125€
ちなみに宿代、一日10€。
高いけどもうヤケクソだったかカードで支払う。
この時点で昼の12時くらい。
宿に戻ることに。
管理人さんや他の宿泊者の方に、なんで帰って来たの!と驚かれ経緯を説明。
管理人さんが手打ちうどん作ってて、食べさせてもらった。
一口目、美味しかった。
生姜があったから嬉しくて調子乗りって入れ過ぎて不味くなった、最悪。
厄日ってすごいなぁ…
ブラチスラバで宿泊予約をしてあったホテルにキャンセルをかける、まぁもう前日なので宿泊代金全額がキャンセル料として請求される。
もう出かける気にもなれず、電車の時間まで宿でグダグダ過ごさせてもらう。
そして19:30、今度こそ宿を出る。
途中スーパーに寄って水を買おうと思ったけど、また炭酸水と間違いのが悔しくて迷った。
そしてGreen Tea と書かれた1.5のペットボトルを購入。
飲んでみた、死ぬほど甘い。
しかしこれから夜行列車、飲み物が必要だからこれで我慢しよう…
なんでgreen teaが甘いのかなぁ
誰か教えてよ。
駅に到着。
どこに列車が止まってるのかが分からず、歩いて探し回った。
ただ、広い、どこか全然分かんない。
さずかにおかしいなーと思って、歩いてたおじさんにチケットを見せてどこか聞いた。
そのおじさん英語分からなかったみたいで、近くにいた若い人が代わりに聞いてくれた。
この列車はここから出発しないよ!メトロ乗り継いで東駅に行きなさい!ほら、走れ!!!
嘘やん、嘘やん…
この時19:25
ゴミと化したgreen teaのペットボトルを投げ捨てる。
ここから先はメトロ駅に猛ダッシュしてチケット買ってメトロ乗り込んで乗り換え駅に行った。
この時点で19:35。
希望を捨てずに乗り換えて目的の駅で飛び降りて猛ダッシュした。
扉が開くと同時に走り出しエスカレーターを駆け上がりエクスキューズミーを連呼しながら人混みかきわけ駅を目指した。
駅に着き、電光掲示板を見ると…
そこに私の列車の表示はありませんでした。
あぁ〜〜〜、人生やめてぇ〜〜〜〜
どこへ向かうでもなく駅を出る、振り向いて見えた、憎たらしい駅の美しいことよ。
もう泣くしか無かった、とりあえず泣いておいた。
泣きながらメトロに乗って宿へ戻る。
悪いことは続くって言うけどさ、続きすぎだよ。
宿に戻ったらまたみんなに驚愕される。
すごいね、って。
管理人さんに追加料金を支払いもう一泊させて頂くことに。
そして0時を過ぎ、厄日が終わったであろうことを確認してから眠りについた。
33日目、綺麗な街の悲しい歴史
いろいろあってブログ書かなかったり書きたくなかったりしたから思い出し更新。
ハンガリー4日目、7時起床。
朝ごはんを買いにスーパーに、日曜だからか朝市的なブースが賑わっていた。
野菜のパック発見!
海外で生野菜食べるのって鮮度気にかけるべきだけど、安さには勝てん。40%offを選ぶ笑
後は同じく30%offのソーセージとビール購入。
昼前から幸せタイム。
夕方前に散歩に出発。
アウトドアショップ見つけた。
やっぱ見てて楽しい。
そしてノースフェイスも発見!
ノースのTシャツ着てたからドヤ顔で入店。
日本にないもの見るとテンションあがる。
そのまま歩いて観光中心地へ。
ドナウ川!
太陽が反射して綺麗〜〜!
と思って近づいたらクソ汚いですやん。
そして世界一美しい国会議事堂!
とっても大きい、写真映り切らない。
川とは反対側に回ると、広場になってる。
ここで何やら発見。
広場に地下に行く階段があって、不思議に思って入ってみたら戦争の博物館だった。
中は撮影禁止だったんだけど、薄暗くて冷たい。
壁に写真と文章の展示、プロジェクターでムービーが投影されてる。
死体が山積みの写真がそこら中に。
そして、1番奥の演出が怖かった。
プロジェクターで壁に国会議事堂前の広場が映し出されている。
少しみていると、一台の戦車が現れ進行方向をこちらに変えてゆっくりゆっくり接近してくる。
そして目の前で停止、少しの間を置いて発射してくる。
動画だって分かってるのに、思わずその場から後ずさってしまう。
それくらい恐怖を感じる。
思わずもう一回見てしまった。
出てくると明るいブダペストの街がひろがっているんだけど、この出入り口のフェンスの影に現れる 1956 の重みは凄まじい。
何の気なしに降った階段、こんな経験が出来るとは…
この後は行きとは違う道を通って宿へ帰った。
中心部の建物はどれも綺麗。
帰りにはスーパーでお酒を調達。
同じ部屋のお姉さんと飲んだり。
ワインがとても安い、200円から買える。
そして時刻は0時を過ぎ、私史上最悪の厄日が訪れることとなる。
32日目、温泉
ハンガリー3日目、9時起床。
起きて早々延泊願いをする。
スーパーに買い物へ、毎日ここに来てる…
レジのおばさんのやる気の無さよ。
ひき肉、玉ねぎ、パン粉、チーズを購入。
チーズハンバーグへ変貌。
この宿に来て、管理人さんや他の宿泊者の方に色々と食べさせてもらったからお返しに。
自分も食べて、昨日のネギの残りもチーズ焼きにして消費。
15時から温泉へ、
ハンガリーは温泉がとっても有名。
水着着用のところがほとんどで、宿でレンタルした。
途中でリスト音楽院のエントランス見学。
トラムで移動。
天気がいいから景色もいい。
駅から10分くらい歩いてお目当の温泉に到着、
水温が低いから、長く入っていても熱く感じない。
1時間くらい浸かって、湯上りは普通の温泉と同じ感じ。
身体がポカポカする。
綺麗なところだからセキュリティーもロッカーもきちんとしていた。
またトラムに 乗って帰路へ。
帰りにスーパーでビール買って飲みながら帰る。
湯上りビール最高……
その後は宿でオムライス作ってぐーだぐだ。
でも次の目的地決定!
31日目、本当のブダペスト
ハンガリー2日目、9時起床。
結構遅くまで寝られたことに驚く。
スーパーに朝食探しに。
ゲロ甘いモンブラン。
ちなみにスポンジなし、クリームとモンブランの部分のみ笑
あとはビール買って、昨日買った肉とネギ炒めてつまみ作り。
11時から優雅な時間を過ごす。
14時くらいに散歩に出かけてみる。
宿のすぐ近くに、リスト音楽院。
その近くはカフェやレストランが集まっていた。
やはりヨーロッパは屋外テーブルが多い。
歩いていたら、おもしろいもの発見。
Beer bike、みんな足でペダル漕ぎながら車を動かしてビール飲んでた笑笑
小型マックカフェ。
フラフラしてたら駅に着いた。
やっぱり古びた建物もあるけど、基本的にはどの建物も繊細で美しいな〜〜って印象。
日本食屋発見。
そして恒例のスタバチェック。
この辺りで喉が乾いたので宿に戻ることに…
スーパーでコーラを買って帰り、あとは部屋でグダグダ。
近くにあるブダペスト日本語基金で、日本語で話す会が開催されるようなので参加してみる。
ここで2時間くらいハンガリーの日本語学習者の方々とお話し。
みんなとても日本語が上手で、日本語を勉強しようと思ったきっかけを聞いたり、好きなミュージシャンやアニメを聞いたり。
終わった後に、飲み会に誘われたので参加。
トラムやメトロを乗り継いで、郊外のクラフトビール工場兼居酒屋へ。
日本とハンガリーのハーフ、荒城の月。
他にもブルーベリー、さくらんぼ、りんご、キウイのビールがあったり…
でもここは郊外だから、高い建物も、綺麗な建物もない。
数十分移動してしまえば、綺麗なところはない。
政府は中心地だけを観光客のために綺麗にする。 その場の印象だけで、その国の印象が決まってしまうけど、そこだけじゃないってことを改めて痛感。
郊外なら電車も本数は減る。
最後は宿まで送ってもらった。
とてもいい経験ができたかも。
明日も延泊だなこりゃ。
30日目、悩む悩む
ハンガリー1日目、8時起床。
昨日の21時に空港に着き、宿に着いたのは22時ごろ。
ものすごくボロいターミナルに到着し、歩いて到着ロビーへ。
インフォメーションで、バスとトラムで市内に行きたいと伝えてチケット購入。
何が気になったって、若い人のグループの笑い声の甲高さよ。
女性の笑い声、ひどいったらありゃしない。
耳がつんざく。
メトロをもう一回乗り換えて、最寄駅に到着。
結構迷ったけど、時間も時間だったからハラハラしてた。
管理人さんの好意で雑炊食べさせてもらった。
そのあとは24時過ぎに寝て、起きたのは8時ごろ。
今日はまだ観光に出る予定もなかったので、ずーーっと宿でゴロゴロ。
宿はアパートメントので一室。
他の部屋は一般住宅。
昼ごろにスーパーへ。
1フォリントが0.4円くらい。
換金所行こうかと思ったんだけど、何日滞在するか分からない。
てことで、ユーロが使えるスーパーへ。
ネギと肉を買ってレジへ。
ユーロで支払っておつりはフォリント。
お肉は150円で、ネギは70円くらいかな。
でもやっぱさ、イスタンブールでもアテネでも思ったけどスーパーの店員って態度悪すぎね。
日本のホスピタリティって本当に世界一です。
レジ袋はもらえなかったんだ、手掴みで歩く。
自分でもちょっと笑える。
宿に着いたら、オーナーさんが昼食を食べさせてくれた!
久しぶりの日本食、もう手が震えたわ。
その後もまた宿でゴロゴロ。
漫画や地球の歩き方が沢山。
そしてなんと夕飯まで頂く。
その後は夜景を見に行くことに…
ドナウ川を挟んだ向こう側に見えるのは世界一美しい国会議事堂。
そして王宮へ。
めっちゃ綺麗!
やはりライトアップされると輝きが増す。
今日1番悩んだのは、今後の旅どうするか。
この宿の延泊を確定させたので、あとは次どうするかを明日中に決めないと。
まあまあ観光もできたいい日。
もっとこの街を見て見たいと思った。
29日目、多分ここに神々はいない
ギリシャ2日目、8時起床。
朝食なしのため、シャワーだけ浴びてベットに戻る。
11時までずっと情報収集、まぁ昨日アテネに対して良い印象を持たなかったから出かける意欲なし。
チェックアウト時間になり、パックバックを担いで出発。
やっぱりアテネに来たからにはパルテノン神殿を見ようと思い、今日こそはと再チャレンジ。
冷静に考えたら、昨日は曲がり道を間違えたのでは?と気づく。
チケット売り場、発見!
昨日はこの100メートルくらい前の地点で違う方向に進んでいたみたい…
結構暑かったけど20分くらい並んで購入。
国際学生証を利用で10€。
右を見上げれば丘。
ここをどんどん登っていく。
登りながらも、結構色々ある。
なんかギリシャっぽい!
めちゃくちゃ修復されてて、今はここでコンサートやったりするらしい。
上の方に到着、この門みたいなのを潜って中へ。
観光客だらけで結構つまる。
潜るとすぐに…
ででーーーーん!
ちなみにこの丘の広場、結構広い。
そした景色が素晴らしい。
アテネをぐるっと見渡せる!
人がとにかく多いけど、景色がいいからずっといたくなる。
来た方とは逆方向に降りていくと、長めの良さそうな場所発見。
この岩の上から見たパルテノン神殿。
降りたらまたお土産屋ロードを通って中心部へ。
途中にあった教会。
なにやら途中で遺跡発見。
上から写真だけ撮っておいた。
土産物屋では、沢山神様が売られてる。
個人的に好きなアトラス発見でテンションが上がったり。
Wi-Fi求めて市内のレストランへ。
レストランだからちょっと高いけど、Wi-Fi使えたから満足かな。
食べ終わったら変なデザートが勝手に出てきた、甘くてマズイ。
恒例のスタバチェック。
またまた街を歩く。
中心地、バス停到着。
空港行きのチケット買ったら、学割が存在していた…
だったら往路も学割使いたかったな…
バスに乗りながら、有名な衛兵交代を見る。
また1時間、バスに揺られて空港へ。
そしたらなんと、チェックイン時に追加で50€請求された…
払わなきゃ乗れないので諦めて支払う。
航空券より高い追加料金てなんやねん…
ここの評判調べたけど、よくなかった。
そして時間通りに離陸。
さらば、アテネ。
もう来ません。
28日目、ココロオレル
ギリシャ1日目、6時起床。
ちなみにまだイスタンブールね。
すぐにチェックアウトしてトラム駅へ向かう。
朝だから人は少ない、隣の駅が修理工事中で使用できないからこの駅の利用者は増えているかも。
40か50分くらいトラムに乗って、途中でメトロに乗り換え。
15分くらいで空港到着。
入場前に持ち物検査あり。
腹ごしらえ、リラは結果余ってる。
チェックインして搭乗口前で待機。
残ったリラの処分に困り、スーパーで買うより16倍の値段のする水を購入してみる。
今までで1番小さな飛行機かな、四列シートで21列。
いざフライト、たった1時間ほど。
さらば、イスタンブール。
このフライト、変なタイミングでとったから割高だったんだけど景色良すぎた。
空と海が青すぎて境界が分からない。
そして見えてくる島々。
値段は高いけど、空からエーゲ海を見られるなら価値があったなぁと。
到着、イミグレは何も質もされず並びもしなかったので1分ほどでおしまい。
着陸から空港から出るまで10分、早すぎ。
エアポートシャトルで市内へ。
バスから景色を見て思ったこと…
汚い…汚い…汚い…
もちろんインド的な汚さじゃなくて、落書きだらけ。
どこもかしこも落書き。
市内中心部へ行けば行くほど増えて行く。
バスを降りて広場に到着。
めっちゃ観光客いる。
ここから歩いて宿へ向かう。
おしゃれなお店がたくさんあって、素敵なんだけど落書きだらけ。
しかもゴミが沢山集められた巨大なプレハブボックス的なのが4つくらい並んで道端に置かれてる。
めちゃ臭い…。
この時点でアテネの印象最悪。
なんか落ち着かないし、不安になる感じ。
土産物屋ばっか、まあ観光中心だもんね。
宿到着、Wi-Fi激弱、朝食なし14ユーロ。
Wi-Fiロビー前じゃないと使えない。
事前に宿探しをしている時から思ってたんだけど、どの宿のレビューにもWi-Fiが繋がらないって書いてあったんだよね。
荷物置いてちょっと歩いてみる。
もうね、汚さにしか目がいきません…
オシャレな店もあるけどさ、どこの国の観光地にでもあるような普通のオシャレカフェってだけ。
あとは土産物屋とブランド店と洋服屋だけ。
何ここ…つまんな…
Wi-Fi入らないだけで死ぬほどテンション下がるのにこの有様。
気を取り直してアクロポリスへ行ってみる。
事前に調べたルートに従って行く。
この辺りは建物の雰囲気がいい。
もちろん落書きだらけ。
だけど…たどり着かない…
マップで入り口と表示されているところは門が閉じていた。
さらに回り込んで上に登って見たけれど、入り口見つけられず…
すぐそこにあるのに行けない…
この時思った
あぁ、私アテネに歓迎されてないんだ!
速攻宿に帰って航空券探し。
正直いま旅の意味を見失ってるから日本への航空券も探した。
でも何時間か考えて思ったのは、今帰ったらやっぱりもったいないなってこと。
次の目的地はブルガリアの予定だった。
でも行きたい気持ちになれなかったから、明日出発で1番安い国、ハンガリーに決定。
すぐに購入して宿も予約。
夜到着なのが不安だけど、それでもこのままアテネにいるより早く他の場所に行きたかった。
せっかくここまで来たのに、すごーくもったいないとも思う。
でも実際にこうやって来て見なければアテネの雰囲気は分からなかった。
だから2日だけの滞在になるけど、来てよかったなって。
今日は一日中心折れてたけど、今は持ち直した。
旅って大変だね。