48日目、workaway、労働開始
ケリングフーゼン4日目、7時起床。
今日から平日なので、7:30には起きて朝食を食べ8:00から仕事開始。
朝食これだけ笑
仕事って言っても畑仕事や家の掃除のお手伝いしかやることはないと。
で、今日は庭のほうれん草の収穫と畑の雑草取りと家の窓掃除。
大体12時までが労働時間、そもそも週5で一日4〜5時間がお約束。
それなりに大変だし面倒くさい。
でも宿と食事にお金かからないし、これくらいの手伝いでおいてもらえるのは感謝しなきゃならん。
昼食、こんだけ笑
あとはサラダが置いてあるくらい。
これが1日のメインの食事なのに、量少ない。鍋から自分で食べる分だけ取るスタイルなんだけど、みんなちょっとしか食べないから私も沢山食べられる雰囲気じゃない笑
そもそも鍋に入ってる量少ない。
これはやばい、食後に前日もらったケーキを自室でこっそり食べる。
最高級の癒しである。
お父さんが街のカフェでボランティアをしているらしく、週に一度ケーキを沢山作って持って行くんだとか。
その余り物が家に戻ってくるから、このケーキはそれ。
お父さん決まった仕事はしていなくて、以前に貯めたお金と敷地内にあるアパートメントをAirbnbで貸し出したりの収入があるみたい。
でもみんなiPhone持ってたり、iPad持ってたりApple Watch やMacBook持ってるからお金はあるみたい、よく分かんない。
午後はまたシャンティに誘われ散歩へ。
ぶっちゃけめんどくさかった。
家の裏の丘を登ると道が出現。
反対側、めっちゃ広い草原。
四葉のクローバー沢山発見。
シャンティすぐ立ち止まって四葉のクローバー探しがち、前に進まねぇ!笑
癒しの森へ到着。
森を抜けて川へ。
いい写真スポットあるとすぐに、
撮ってあげる!こういうポーズとって!次はこれ!
って何回も言われるので実に面倒であった。
10ポーズくらい指定されるし、撮って10秒くらいして、次はここ!ってすぐ言われるのだよ…
私やっぱずっと同じ人といるの精神的苦痛だな〜と思いつつ従って置いた。
それを喜ぶのは中国人だと思うぞ。
私のことを思って色々してくれたり、声かけて外に連れ出してくれてるんだけどね。
私はひとりでいたいし、部屋にこもってるのが私なりの幸せでもあるんだよな〜と。
部屋にこもる=悪 とされてるのが面倒かな。
で、この橋からの景色がこれ。
川辺でちょっと休憩。
これオートミール固めたようなお菓子。
はちみつたっぷり、美味〜。
テクテクと帰路へ、家に着いたら夕食の時間。
これ夕食!笑
さすがにもう2枚くらい食べたけど、日本とはだいぶ違いますなぁ…
食後にまた散歩に連れ出されることに!
今度は車で少し離れたところへ。
ここ、特別な羊が飼育されてるだって。
数が少なくて貴重な羊だから、商売のためではなく種を守るためにここで育てているんだとか。
その周りをぐるっと周って、今度は森の幼稚園へ。
シャンティが通ってた幼稚園なんだけど、本当森の中。
全部野外、建物もない笑
なぜか急にここでiPhoneの電源が入らなくなり写真撮れなかった!
また来たいなぁ〜。
二度目の散歩を終え帰宅したら20:40くらい。
シャワー浴びて寝た。
明日も7:30起きっ!
47日目、ドイツ田舎の日曜日の過ごし方
ケリングフーゼン3日目、10時起床。
前日聞いたら、土日は何時に起きてもいいんだと。
朝ごはんはパンを出されて食べたかな、日本の食パンみたいなのじゃなくてドイツ的な硬くて黒っぽいやつ。
めっちゃ晴れてたので外でくつろごうよと誘われ庭へ。
いい天気や、暑いくらい。
この地域の天気はとても不安定。
曇が多いし、いきなり雨が降り出すことしばしば。
でも長くは降らないし、と思ったら五分おきくらいに降ったり止んだり。
かと思えばいきなり真夏みたいな日差しを放って来たり。
こちらシャンティ、ドイツ語英語日本語ぺらぺらでフランス語もOKだとか。
これ、夕飯。
右の皿に積まれてるパン、一人一枚だったからこれが5人前!
衝撃的ーーーー!
北ドイツ、伝統的な家庭では昼間しか暖かい食事は取らないんだとか。
そして夜はパンだけが基本。
このお宅、それに加えてベジタリアンだから食事は本当に乏しい!笑
初日夜から我慢できずに隠れてバナナを2本くらい食べた。
これからずっとこの食事だと我慢できないなぁ…でも痩せられるなぁ…なんで考えてしまう。
食後はお父さんとシャンティの日課のお散歩について行くことに。
家を出て50メートルほど歩けばもう街の終わり。
建物もなくなる。
そしてすぐ近くにめっちゃ綺麗な湖が!
曇ってるからうまく撮れなかった。
楕円型の湖で、周りをぐるっと一周できるように道が整備されている。
ベンチに座って水面を眺めていたら、反対側で青年達5人くらいがコソコソなんかやってますやん。
あれマリファナやってるんだよー。と。
マジか…
そんな普通にできるんだぁと驚く。
健康運動器具のあるスペースも。
湖だけどビーチ化されてる部分も笑
一周回って帰路へ。
家、かわいいのが沢山。
聞いたらこれが伝統的なデザインだから、要は古い家が多いんだよって。
家に着いたら9:30くらい。
シャワー浴びて速攻寝た。
46日目、ドイツのコミケに参加してみた
ケリングフーゼン2日目、7時起床。
起きてすぐコスプレ準備のヤニンとシャンティ。
なんか巻き込まれる方で私もせっかくだしコスプレして参加しなよとのご提案。
なんも持ってないって言ってんだけど、とりあえず白髪のカツラにモンハンのTシャツの着用が強制されました笑
あとメイク、これにしたいんだけどどう?って。
やべぇ、と思いつつやんわり断っても いいじゃんいいじゃん で押し切られる。
ドイツっ娘、強し。
いや、オタク、強し?
二人は前々から用意していたらしい服に着替え、メイクをし、トトロとゴスロリに変身。
電車を30分待ち1時間乗りハンブルクへ、そこからメトロに乗り換えて開催地へ。
ハンブルク駅で、構内の本屋さんに行ってみることに。
日本の漫画、大量にあった…
MANGA が日本の漫画で、COMICが海外の漫画で区別されてた。
港町ハンブルク、会場も港のすぐ隣。
入る前にチケット購入、20分くらい待ったかな。
白髪だったからちょっと恥ずかしかったんだけど、半分くらいの人たちは何かしらコスプレしてた。
1日参加で14€、手にこれを付けてもらう。
いざ、突入!
MAGNOLOGY 2017
ゲーム、マンガ、日本、ファッションが取り上げられるイベント。
多くの人はコスプレをしてきて、コスプレ大会も行われるそう。
まずはメインの建物へ。
入って右側は、ゴスロリ、アクセサリーや小物、日本の雑貨のお店がズラリ。
日本でも有名なゴスロリのお店らしい。
売り子さんゴスロリ率高い。
かわいい。
日本の漫画に出てくる料理の本!
こんなのあるんか笑
日本のお弁当箱。
お菓子ももろもろ、もちろんお高いですよ。
真ん中のエリアは、イラストや漫画や同人、あとフィギュア。
個人のイラストも色々あったり、とてもレベルか低いように見えるイラストもあったり…笑
中学生が書いたような絵もあったんだけど、売れてたから驚きよ。
左側はゲームのエリア!
メイン会場の中はこんな感じだった。
日本からお店を出しにわざわざ来ている人、ドイツに住んで雑貨やアーティストとして活動している人など、沢山の日本人に会えました。
私は昨日たまたまハンブルクに来て、素晴らしいタイミングでこのイベントが開催され、完全にノリでここに来たからなぁ笑
会場の外ではドイツ人たちの太鼓の演奏がされていたり、コスプレっ娘たちが撮影会してたり。
なんと、踊って見たの撮影をしているツワモノも。
それを遠巻きに見つめるロリータガールたち…
この右側の白いテントの中、ロリータガールズ用のメルヘンチックなティーパーティー会場になってました…笑
あとは大きめのテントが2つ、ひとつは三味線やピアノの演奏会をしたりぬいぐるみが売ってたり。
たこ焼きや、手毬寿司のブースもあった。
もう1つの大きなテントは、ステージが設置されていた。
そこでコスプレ大会の結果発表!
発表の時間になったら、レイヤーと観客がぞくぞくと集まってくる。
優勝したのはこの人。
やはりお金がかかっていてリアルなやつが勝つのね…
私はサイドに並んでいたオラフが気になって仕方なかったよ…
集合写真!
この後も会場内をウロウロしたりベンチでぼーっと過ごして6時過ぎに帰路へ。
ハンブルク駅へ戻る。
乗り換えの時間が1時間ほどあったので、構内のTHE BODY SHOPに行ってみることに。
こんなもの発見、ビックリした笑
何も買わなかったけど、レジの前に置いたある動物実験反対の署名にサインしたら小さなボディークリームもらえた!
この1ヶ月ほどは石鹸しか持ってなかったから、これは嬉しい。
このあとは電車に乗ってwristまで戻り、またヤニンの家でおかし食べたりしたあと帰宅。
ヤニンの家の前、曇りの日で21時過ぎていても暗くない。
そして、ようやく、ようやく、あてがわれた自室で落ち着ける…
ノリで行くことになったドイツコミケ、すごく精神的にも肉体的にも疲れてたから全力で楽しめたわけじゃないけど、貴重な体験でした。
45日目、初めましてクソ田舎
ケリングフーゼン1日目、バス内で起床。
起床ってか1時間おきに起きちゃうんだけどね。
左回りでブレーメンとか経由して昼12:30にハンブルク駅到着。
そっから電車に乗ってリストってとこまで行くんだけど、どの列車が長距離列車なのか全くわからん。
インフォメーション探してどうにか聞いてチケットセンターいってスタッフに買い方教わってなんとか乗車。
なんと乗り換えあり、自信ないなぁ…
嫌だから少し待ってでも直行にしようと思ったら、結構待たなきゃいけないみたい。
渋々諦める。
電車乗ってすぐ困惑、どこ座っていいか分からない。
なんか席に番号振られてるんだよね。
今まで乗った長距離列車って座席指定だったからなぁ。
一旦降りて他の車両見たら、チャリとか載せられて席は折りたたみのがあった。
そこは座席に番号ないから大丈夫だなぁと思って座る。
途中で乗務員が回ってきてチケットチェックあり。
乗換駅について降りる、田舎です。
乗り換え電車を探し彷徨う、奥の方に止まってる電車が窓口でもらった予定表と同じ時間に出発予定と電光掲示板に表記が!
これだな、と思い乗り込む。
とりあえず席に座って出発待ってたんだけど、嫌な予感。
なんとなく運転手に聞いたら、これ違うよ!あっちの方だよ!って。
せーーーーーふ
降りてもっとホームの奥に行ってみたら、ほかにも待ってる人がたくさん。
ここだわ。
ちょっとして電車きて乗り込む、ここから3駅。
どんどん人が降りて行く…
とんでもないとこ来ちまった感。
降りたらまあ、田舎ですよねぇそりゃ!
ここはリスト駅、ここからホストの家まで地図を頼りに1時間歩く。
ケリングフーゼンという街がこれから私が過ごす所。
駅前の閑散とした感じね。
緑である、遠くには牛が見えるのだ。
地図はこの道を通れと指示してくる。
ちょっと広い道、左側は山。
そこはかとなくヤバ目の壁。
ホスト宅到着。
事前にメールしてあった時間とだいぶズレて行ったため、お父さんはまだ駅で私のこと待っててくれたそうで。
ここの家族、お父さんドイツ人、お母さん日本人、娘20歳と17歳と息子11歳。
母と子供達が日本語話者。
そして全員ドイツ語と英語も話せる。
20歳の娘、シャンティがいろいろ説明してくれて家のこと教えてもらった。
家の説明が終わった頃にお父さん来て挨拶。
だいぶ駅で待っててくれたみたいでちょい怒ってた、すまんな。日本語通じないからチキる。
私はこの家で労働を提供する代わりに、寝る場所と日に三度の食事をもらえる。
お金のやり取りは一切無し。
労働は、平日の8時から12時まで庭仕事や家事など簡単なお手伝いのみ!
与えられのはダイニングの近くの部屋で、布団とライトと収納あり。
トイレやシャワールームも清潔で、食べ物は置いてあるやつ好きに食べていいって言われた。
まあまあ、いい感じ〜〜と安心。
ネットでこのホストの紹介が、セミナーセンターをやっていて瞑想とかヨガとか霊気とか正直よく分からないスピリチャル推しだっから内心怖かった。
でも今はめったにセミナーもやってないみたい。
で、問題はこの家庭はベジタリアン!
肉、魚はNG、卵はOK。
ドイツなのにソーセージ食べれない…
去年LAに行った時、サンタモニカのホステルで同室だった世界放浪系ヨガ日本人(50)にベジタリアンについての話を聞いた。
獰猛な肉食動物の肉を食べるということは、自分も攻撃的で怒りやすくなるってことらしい。
それ聞いた時に納得して、ベジタリアンの生活にちょっと関心を持ってた。
これはいい経験ができる!
ベッドメイクして、シャンティとずっと話してたら、友達登場。
いろいろあって、初日にも関わらずその友達ヤニンの家にお泊りに行くことに…
まあ正直家でゆっくりしたかった。
14時間バスに乗り1時間電車に乗り1時間歩いてようやくWi-Fiとシャワールームにたどり着けたからね…。
実は明日、ハンブルクで行われるmagnologyというコミケイベントに一緒に参加することになって、コスプレして行くからヤニンの家に泊まって支度して一緒に行くって。
とりあえず二人について行き、ヤニンの姉夫婦の家に行って馬や猫と戯れ。
ヤニンは日本語も英語も話せないから間にシャンティを通さないとコミュニケーションとれず…まあまあ大変…
スーパーに寄ってからヤニンの家でシャワー浴びて明日のメイクの準備とか。
4月に教習所で読んだ漫画あったよ。
ヤニン日本の漫画アニメオタ。
猫いた。
精神的には結構きつかった。
長時間移動、勝手のわからぬ駅、乗換、地図を見て彷徨いながら家探し、初めての場所、リラックスできず、自由時間なし。
お父さんは日本語話せないから私コミュ障状態。
そして突然別の家に泊まることになる。
ヘビーな一日だったよ。
43日目、なんのためにドイツにいるんだろう。
ミュンヘン6日目、9時起床。
スタバへ。
まぁ行くのに3キロくらい歩くんだけどね。
恒例のグッズチェック。
この旅、初スタバ。
抹茶クリームプラペチーノ。
ここで3時間半くらいiPhoneいじって色々調べたら友達にLINEしたりお母さんと電話した。
なんでここにいんだろって、思いながら。
3時になっていつも通りミュンヘン工科大学へ。
この後はスーパー行ってビールとポテチとちょこ買ってヤケ酒してた。
楽しい旅の予定だったんだけどなぁ…
うまくいかないもんだね。
もうここにいる意味はないし、ここを離れよう。
日本行きのチケットも安いし帰り時かもなー。
自分でもどうしたいのかよく分からない。
少し飲んで食べたけど公園ヤケ酒のせいでお腹一杯だった。
色々悲しくて号泣しながら歩いてると、お姉さんとかお兄さんが大丈夫?どうしたの?ってすごい声かけてきてくれた。私明らかやばい人だもんなぁ…
ありがと大丈夫、ごめんね悲しいだけなのって答えるので精一杯。
まあかけてこない人も沢山いたけどね、 日本と似てるかなぁ街ゆく人の無関心は。
ミュンヘンは嫌いです。