45日目、初めましてクソ田舎
ケリングフーゼン1日目、バス内で起床。
起床ってか1時間おきに起きちゃうんだけどね。
左回りでブレーメンとか経由して昼12:30にハンブルク駅到着。
そっから電車に乗ってリストってとこまで行くんだけど、どの列車が長距離列車なのか全くわからん。
インフォメーション探してどうにか聞いてチケットセンターいってスタッフに買い方教わってなんとか乗車。
なんと乗り換えあり、自信ないなぁ…
嫌だから少し待ってでも直行にしようと思ったら、結構待たなきゃいけないみたい。
渋々諦める。
電車乗ってすぐ困惑、どこ座っていいか分からない。
なんか席に番号振られてるんだよね。
今まで乗った長距離列車って座席指定だったからなぁ。
一旦降りて他の車両見たら、チャリとか載せられて席は折りたたみのがあった。
そこは座席に番号ないから大丈夫だなぁと思って座る。
途中で乗務員が回ってきてチケットチェックあり。
乗換駅について降りる、田舎です。
乗り換え電車を探し彷徨う、奥の方に止まってる電車が窓口でもらった予定表と同じ時間に出発予定と電光掲示板に表記が!
これだな、と思い乗り込む。
とりあえず席に座って出発待ってたんだけど、嫌な予感。
なんとなく運転手に聞いたら、これ違うよ!あっちの方だよ!って。
せーーーーーふ
降りてもっとホームの奥に行ってみたら、ほかにも待ってる人がたくさん。
ここだわ。
ちょっとして電車きて乗り込む、ここから3駅。
どんどん人が降りて行く…
とんでもないとこ来ちまった感。
降りたらまあ、田舎ですよねぇそりゃ!
ここはリスト駅、ここからホストの家まで地図を頼りに1時間歩く。
ケリングフーゼンという街がこれから私が過ごす所。
駅前の閑散とした感じね。
緑である、遠くには牛が見えるのだ。
地図はこの道を通れと指示してくる。
ちょっと広い道、左側は山。
そこはかとなくヤバ目の壁。
ホスト宅到着。
事前にメールしてあった時間とだいぶズレて行ったため、お父さんはまだ駅で私のこと待っててくれたそうで。
ここの家族、お父さんドイツ人、お母さん日本人、娘20歳と17歳と息子11歳。
母と子供達が日本語話者。
そして全員ドイツ語と英語も話せる。
20歳の娘、シャンティがいろいろ説明してくれて家のこと教えてもらった。
家の説明が終わった頃にお父さん来て挨拶。
だいぶ駅で待っててくれたみたいでちょい怒ってた、すまんな。日本語通じないからチキる。
私はこの家で労働を提供する代わりに、寝る場所と日に三度の食事をもらえる。
お金のやり取りは一切無し。
労働は、平日の8時から12時まで庭仕事や家事など簡単なお手伝いのみ!
与えられのはダイニングの近くの部屋で、布団とライトと収納あり。
トイレやシャワールームも清潔で、食べ物は置いてあるやつ好きに食べていいって言われた。
まあまあ、いい感じ〜〜と安心。
ネットでこのホストの紹介が、セミナーセンターをやっていて瞑想とかヨガとか霊気とか正直よく分からないスピリチャル推しだっから内心怖かった。
でも今はめったにセミナーもやってないみたい。
で、問題はこの家庭はベジタリアン!
肉、魚はNG、卵はOK。
ドイツなのにソーセージ食べれない…
去年LAに行った時、サンタモニカのホステルで同室だった世界放浪系ヨガ日本人(50)にベジタリアンについての話を聞いた。
獰猛な肉食動物の肉を食べるということは、自分も攻撃的で怒りやすくなるってことらしい。
それ聞いた時に納得して、ベジタリアンの生活にちょっと関心を持ってた。
これはいい経験ができる!
ベッドメイクして、シャンティとずっと話してたら、友達登場。
いろいろあって、初日にも関わらずその友達ヤニンの家にお泊りに行くことに…
まあ正直家でゆっくりしたかった。
14時間バスに乗り1時間電車に乗り1時間歩いてようやくWi-Fiとシャワールームにたどり着けたからね…。
実は明日、ハンブルクで行われるmagnologyというコミケイベントに一緒に参加することになって、コスプレして行くからヤニンの家に泊まって支度して一緒に行くって。
とりあえず二人について行き、ヤニンの姉夫婦の家に行って馬や猫と戯れ。
ヤニンは日本語も英語も話せないから間にシャンティを通さないとコミュニケーションとれず…まあまあ大変…
スーパーに寄ってからヤニンの家でシャワー浴びて明日のメイクの準備とか。
4月に教習所で読んだ漫画あったよ。
ヤニン日本の漫画アニメオタ。
猫いた。
精神的には結構きつかった。
長時間移動、勝手のわからぬ駅、乗換、地図を見て彷徨いながら家探し、初めての場所、リラックスできず、自由時間なし。
お父さんは日本語話せないから私コミュ障状態。
そして突然別の家に泊まることになる。
ヘビーな一日だったよ。